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具志堅会長“ちょっちゅ難敵だね〜”比嘉防衛戦相手を警戒

[ 2018年1月30日 05:30 ]

WBC世界フライ級タイトルマッチ   王者・比嘉大吾≪12回戦≫同級9位モイセス・フエンテス(メキシコ) ( 2018年2月4日    沖縄県立武道館 )

練習を終えた挑戦者フエンテス(右)と握手をかわす具志堅会長
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 元2階級制覇王者フエンテス(メキシコ)が都内で練習を公開した。比嘉を指導する具志堅用高会長らが視察に訪れた中で手の内は見せず、ミット打ちなどで約5分動いただけ。同伴したジャニーネ夫人(24)と手をつないだアツアツぶりの方が目立った。

 警戒感を強めたのは具志堅会長だ。昨年10月の初防衛戦でフランス人選手にフランスパンをプレゼントしたようなパフォーマンスは封印し、会見での質問も相手チーフトレーナーの確認と現在の体重だけ。「(リミットまで)あと2キロ」の答えに「3キロはあると思う」と鋭く指摘する一方で、「思ったより背が大きいな。相当体が締まっていて、パンチ力もありそう。顔もしっかりしていて、気持ちの強い選手では」と厳しい表情を見せた。

 16年の大みそかに田中恒成に敗れた際は、減量と日本の寒さに苦しんだフエンテスは「経験も積んだし、前回とは違う。フライ級が適正階級と思う」と3階級制覇に意欲十分。ガリンド・トレーナーは14連続KO中の比嘉対策として「ボクシングを続けて、足を止めないこと」と明かした。

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