２０歳のホープ・中谷潤人　プロデビューから１４連勝！

１回ＫＯ勝ちでデビューから１４連勝の中谷
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　ボクシングの日本フライ級７位・中谷潤人（２０＝Ｍ．Ｔ）がプロデビューから１４連勝（１１ＫＯ）を飾った。２０日に東京・後楽園ホールでジェロニル・ボレス（２２＝フィリピン）と５２・５キロ契約８回戦を戦い、１回１分５６秒ＫＯ勝ち。開始早々にジャブと左ストレートでペースをつかみ、左ボディーをみぞおちに叩き込むと相手は前のめりに倒れてもん絶。そのままテンカウントとなった。

　中谷は１６年の全日本フライ級新人王で、昨年８月には日本ユース初代同級王座を獲得した期待のホープ。１５年４月のデビューから最長間隔となる約５カ月ぶりの試合だったが、「早い段階で倒せてよかった。ボディーは狙っていた」と振り返り、「８回戦になってから幅広く対応できるようになったと思う。慌ててボクシングをしないように」と話した。

　これまで米国合宿でスパーリングを重ねて成長してきたが、今回は国内のみで練習。その代わりに今月８日には地元の三重県員弁（いなべ）郡東員（とういん）町に帰郷して成人式に出席し、同級生と楽しい時間を過ごしたという。今後はフライ級で日本王座や東洋太平洋王座を狙う方針で、「次のタイトルへ向けて経験を積んで、挑戦できるようにしたい」と目標を口にした。