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ロマチェンコ パッキャオ戦をマネジャーが否定「半引退状態の年寄りに…」

[ 2018年1月19日 12:50 ]

ワシル・ロマチェンコ (AP)
Photo By AP

 ワシル・ロマチェンコ(29=ウクライナ)とマニー・パッキャオ(39=フィリピン)の両陣営が、どの階級で戦うかで交渉しているという報道が流れた。

 発端はパッキャオがフィリピンの地元メディアに対し、「ロマチェンコと交渉している。自分が階級を落とすかどうかで話し合っているよ」と語ったこと。前ウエルター級王者のパッキャオとスーパーフェザー級王者のロマチェンコ。ウエイトの折り合いさえつけば、夢の対決が実現かと周囲は色めき立った。

 しかし、ロマチェンコ陣営はパッキャオとの対戦を否定。米国のESPN(電子版)で18日に掲載された記事の中で、マネジャーのイージス・クリマス氏は次のように話している。

 「ロマチェンコがパッキャオと対戦することはない。彼は階級を落として戦いたいようだが、ウエルター級とスーパーフェザー級の対戦なんて非常識だよ。(ライトヘビー王者の)セルゲイ・コバレフがパッキャオと戦うようなもので、バカげているね。パッキャオ戦が実現して勝利したとしても、半引退状態の年寄りに勝ったと言われるだけ。パッキャオは自分と同じ階級に近いテレンス・クロフォードやマイキー・ガルシアを相手に選ぶべきだよ」。

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2018年1月19日のニュース