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オカダ、SANADAの挑戦に条件つけた!新日本二夜明け会見

[ 2018年1月6日 19:44 ]

「WRESTLE KINGDOM 12」で9度目の防衛に成功したIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ
Photo By スポニチ

 新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM 12」の二夜明け会見が6日、都内で行われた。

 「WRESTLE KINGDOM 12」メーンイベントのIWGPヘビー級選手権で「G1 CLIMAX 27」覇者の内藤哲也(35)を34分を超える激闘の末に勝利を収めて、9度目の防衛に成功したオカダ・カズチカ(30)が会見に出席。

 オカダは「僕が経験した東京ドーム大会の中で1番の東京ドーム大会だったと思います。お客さんの数も3万4995人ですか。かなり(観客)も入りましたし、歓声もリングの上から見た景色もとても凄いものでした。凄い良い経験をしたんですけども、まだ会場には空いている所もあり、寂しいなと思う部分もありました。なので、2018年もしっかり盛り上げて、2019年の東京ドームが、もっとお客さんに入ってもらって、その中で試合をして、またプロレスを盛り上げていきたいなと思います。」とあいさつ。

 質疑応答では、5日の後楽園大会のメインイベント終了後オカダに攻撃を加えて、バックステージでIWGPヘビー級次期挑戦者として名乗りを上げたSANADA(29)について「そんな簡単に(IWGPヘビー級に)挑戦できるものではないと思います。僕のことを攻撃して『いいですよ。挑戦してください』ってベルトじゃないんですよ。内藤さんもG1を優勝して、前哨戦も戦ってきて、やっと東京ドームで戦ったのに、急に攻撃して、『はい。タイトルマッチやりましょう』ってほど甘いベルトじゃないんですよ」と言及。

 SANADAの印象を聞かれると「印象に残る活躍はしていないんじゃないかなと思いますけどね」と言い切った。続けて「何か発言があるわけでもないですけど、昨日の試合後に何か話したことで何かしら変わったと思います。東京ドームまでは、散々『ああだこうだ』言ううるさい人が相手でしたけど、逆に静かな人が相手で『どうなるのかな?』と。『大丈夫なのかな?』と思いますね。実力は認めますよ。『何をしゃべるのかな?』というのは、もし試合が決まるのであれば楽しみですね」と話した。

 オカダは、SANADAのIWGPヘビー級挑戦に関して「IWGPヘビー級選手権は『やってやろうじゃん』と思ったんですよ。ただ、『俺だけなの?』って。『相手もベルトを持っているでしょ』って思いました」とEVIL(30)とSANADAが保持するIWGPタッグベルトにも興味を示した。「別に僕はIWGPヘビー級のベルトを賭けて、相手にはタッグのベルトがあると思うので、それはそれでいいんじゃないかなと思います。そういう条件ありだったら僕もいいことだと思います。僕は、会社に何を言われようと僕はやると言いますけどね。なので、相手がベルトを賭けて戦うならば僕もベルト賭けてやりますよ」とEVILとSANADAが保持するIWGPタッグ挑戦を条件として、SANADAのIWGPヘビー級挑戦を承諾した。

 IWGPタッグ挑戦に向けてパートナーについて聞かれると「SANADA・EVILなので、後藤(洋央紀)さん(38)もEVILにやられていたので、そういう意味では後藤さんと挑戦してもいいのかなと思いました。後藤さんをCHAOSに呼んで、それまで何か行動をしていたわけではないですからそういう意味ではいいのかなと思いますね」とコメントを残した。

 プロレス界に金の雨を降らせるべく、今年もIWGPヘビー級王者・オカダの勢いは止まらない。

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2018年1月6日のニュース