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33歳納得の最後…五十嵐 完全燃焼で引退表明

[ 2018年1月1日 05:30 ]

WBO世界フライ級タイトルマッチ12回戦   ○王者・木村翔 9回2分34秒 同級1位・五十嵐俊幸● ( 2017年12月31日    東京・大田区総合体育館 )

木村に敗れ、王座奪取に失敗した五十嵐
Photo By スポニチ

 控室に戻った五十嵐は「試合前から負けたら引退と決めていた。その言葉に二言はない」と現役引退を表明した。

 4月の試合で左眼窩(がんか)底を骨折し所属ジムから引退勧告を受けた33歳は、周囲に引き留められ現役を続行した。04年アテネ五輪に出場し、12年7月には世界王座を奪取したアマエリート。最後のリングでは木村の強打で武器のスピードを生かせず、右ストレートでコーナーに詰められ「終わった」。家族が見守る中、完全燃焼し、「最後大きい舞台に、もう一度立てて、負けは悔しいですけど納得の最後だった」と感謝でリングに別れを告げた。

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2018年1月1日のニュース