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【田口と一問一答】内山が引退後「自分が引っ張っていかないとという思いがあった」

[ 2017年12月31日 22:56 ]

プロボクシングWBA&IBF世界ライトフライ級王座統一戦12回戦   WBA王者・田口良一―IBF王者ミラン・メリンド ( 2017年12月31日    東京・大田区総合体育館 )

<トリプル世界戦>統一戦に勝利し、2本のベルトを手にした田口
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 WBA世界ライトフライ級王者・田口良一(31=ワタナベ)がIBF同級王者ミラン・メリンド(フィリピン)を3―0の判定で破り、2団体の統一に成功。統一王者となった田口の一問一答。

 ――プレッシャーをはねのけ新たな夢をかなえた。

 「内山さんが引退して自分が引っ張っていかないとという思いがあった。僕がなんとしても統一王者にならないとという気持ちだった」

 ――肩に提げた2本のベルトの重みは?

「めっちゃ重いですね。今疲れているので」。

 ――12回を戦い現在の疲労感は?

「かなり疲れました。心理戦でもあったので、中盤からセコンドからこのままだとダメだと言われ、本当に勝てないと思って、そこで気持ち切り替えていけたのが勝因。実力がきっ抗していたので、気持ちと気持ちの勝負だった」。

 ――終盤はKOの期待も膨らんだ。

「(現役時代の)内山さんのようには行かないですね」。

 ――この統一戦に勝つことで強さを証明したいと言っていた。

 「ちょっとは証明できたと思います。この試合に勝てば絶対そういう自信を持てると思った。いま勝てたんで、自分は強いんだなという気持ちが出てきた」。

 ――17年を振り返り。

「成長できた1年だった。田中恒成選手と統一戦は出来なかったが、いろんな意味で1年成長できた。内山さんに替わってじゃないけど、引っ張っていかないといけない気持ち」。

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