那須川　１９歳の王者だ！藤田をＴＫＯで下しＶ！

ＲＩＺＩＮ　ＦＩＧＨＴＩＮＧ　ＷＯＲＬＤ　ＧＰ （ 2017年12月31日    さいたまスーパーアリーナ ）

＜ＲＩＺＩＮ＞第１０試合　那須川天心×藤田大和　１Ｒに３度目のダウンを奪ってＴＫＯ勝ちの那須川
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　キックボクシングルールのワンナイトトーナメント（５７キロ契約）は、１９歳の那須川天心（ＴＡＲＧＥＴ）が制した。１回戦で浜本“キャット”雄大（クロスポイント大泉／ＲＥＢＥＬＳ）に２ＲでＫＯ勝ちし、決勝では藤田大和（リバーサルジム新宿Ｍｅ，Ｗｅ）を１Ｒ、ＴＫＯで破った。

　１０月１５日の福岡大会では、総合ルールで藤田と対戦。アマチュアボクシング出身の相手に粘られ、ＲＩＺＩＮ４戦目で初めて、判定勝ちとなった。「ＲＩＺＩＮの舞台でキックボクシングをさせてもらえることに感謝する」と話していた那須川にとって、今回は完全決着をつけるしかなかった。「過去最高と言っても過言ではない」という状態で臨み、１Ｒから積極的に前に出た。左ストレートで最初のダウンを奪うと、同じ左ストレートでさらに２度倒して、優勝を手にした。

　「最後はいい勝ち方ができて、１年間を締められてよかったです。自分がやりたいことできてうれしい」とリング上で喜びを語った。「ＭＭＡ（総合格闘技）も最高ですが、キックボクシングも最高」という那須川は１８年の目標を聞かれると「世界最強を目指しているので、（ＲＩＺＩＮで）キックボクシングの世界トーナメントをやっていただければ」と熱望した。