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背水の陣…挑戦者・五十嵐の覚悟「最後の試合になる可能性も」

[ 2017年12月30日 12:59 ]

決戦を前にファイティングポーズをとWBO世界フライ級タイトルマッチの挑戦者・木村翔(左)と王者・五十嵐俊幸
Photo By スポニチ

 ボクシングのトリプル世界戦(31日、東京・大田区総合体育館)の調印式と前日計量が30日、東京・九段のホテルグランドパレスで行われた。日本人対決となるWBO世界フライ級タイトルマッチは初防衛戦の王者・木村翔(29=青木)がリミットを100グラム下回る50・7キロ、4年8カ月ぶりの世界王座返り咲きを目指す同級1位・五十嵐俊幸(33=帝拳)がリミットの50・8キロで、ともに一発パスした。

 王座奪取が中国・上海だった木村は「自分のホームで試合ができるのはとてもうれしい」とコメント。「日本人対決に恥じない熱い試合がしたい」と抱負を述べた。一方、前回の試合後にジムから引退勧告を受けた五十嵐は「場合によっては自分の最後の試合になる可能性もある。18年積み重ねてきたものを出し切れるようにしたい」と覚悟を口にした。

 なお、使用グローブは木村が黄色、五十嵐が黒。オフィシャルはレフェリーが中村勝彦氏(日本)、ジャッジは島川威(同)、アデレード・バード(米国)、ルイス・ルイス(プエルトリコ)の3氏が務める。

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2017年12月30日のニュース