木村　日サロで“最終調整”、生中継備える「打ち合いしたい」

ＷＢＯ世界フライ級タイトルマッチ   王者・木村翔≪１２回戦≫同級１位・五十嵐俊幸 （ 2017年12月31日    大田区総合体育館 ）

＜ＷＢＯ世界フライ級予備検診＞予備検診を終えファイティングポーズを取るＷＢＯ世界フライ級王者・木村（左）と同級１位・五十嵐
Photo By スポニチ

　ＷＢＯ世界フライ級王者の木村翔（２９＝青木）は生中継に備え、日焼けサロンで“最終調整”した。「このくらいの黒さの方がテレビ映えする。試合前の仕上げですね」と余裕を見せた。

　現在の体重はリミットまで約２キロだというが、１日食べなければ、減量は問題ないという。「体を小さくしないように昨日まで食べました。この顔を見てもらえれば調子の良さは分かるでしょ。当日にはバチバチの打ち合いをしたい」と意気込んでいだ。

　≪挑戦者五十嵐、奪還必ず≫４年８カ月ぶりの世界戦となる挑戦者の五十嵐俊幸（３３＝帝拳）は「こういう場にくると、いよいよだなと思う」と久々となる公式行事に心を躍らせた。かつては減量に苦しんだが、体重は順調に落ちており、顔色も良好。木村については「ライトフライ級から上げた選手だけど、フライ級らしいサイズの選手かな」と冷静に観察し、王座返り咲きへ向けて「勝つだけです」と力を込めた。