メリンド、田口をバッサリ「八重樫の方が優れたファイター」

公開練習でミット打ちするメリンド
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　ボクシングのＷＢＡ＆ＩＢＦ世界ライトフライ級王座統一戦（３１日、東京・大田区総合体育館）でＷＢＡ王者・田口良一（３１＝ワタナベ）に挑むＩＢＦ王者ミラン・メリンド（２９＝フィリピン）が２８日、東京都品川区のワタナベジムで練習を公開した。シャドーボクシングで体を温めるとバンデージを入念に巻き、トレーナー相手にミット打ちを行った。

　２６日に来日して３日目だが、コンディションについては「最高。バッチリです」と自信のコメント。５月に八重樫東（大橋）を１回ＴＫＯで破り戴冠したが、「また日本に来られて、統一戦ができるのはうれしい」と話し、「この試合に勝って、さらにＷＢＣ、ＷＢＯのベルトも獲りにいきたい」と４団体王座統一に意欲を見せた。

　田口については「ボクシングの経験はそんなにない。八重樫の方が優れたファイターだと思う」と切り捨てた。具体的な戦術や自身の長所などについては「秘密」と笑ったが、「ユーチューブの映像で十分に研究してきた。田口には全力を尽くしてぶつかって来てほしい。日本とフィリピンのファンに素晴らしいファイトを届けることが目標」と語った。