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京口の挑戦者ブイトラゴ“4度目の正直”へ吉兆?「ベルト奪った夢を見た」

[ 2017年12月28日 12:56 ]

公開練習を行ったブイトラゴ
Photo By スポニチ

 ボクシングのIBF世界ミニマム級タイトルマッチ(31日、東京・大田区総合体育館)で王者・京口紘人(24=ワタナベ)に挑戦する同級3位カルロス・ブイトラゴ(26=ニカラグア)が28日、東京都品川区のワタナベジムで公開練習を行った。元WBO世界バンタム級王者・亀田和毅を指導したこともあるキューバ人のフェルナンデス・トレーナーの指示で、シャドーボクシングとロープ跳びで汗を流し、声を挙げながらサンドバッグを叩いた。

 過去3度世界戦に臨んで2敗1分け。「今までは若かった。今回はメンタルもフィジカルも成長したし、この試合のために練習する期間も十分にあった」と“4度目の正直”に気合十分。京口はハードパンチャーだが、「アマプロ通じてKOされたことはない。今回もKOされないし、勝つことを信じている。日本のファンにも楽しんでもらいたい」と抱負を語った。

 ミニマム級での試合は久しぶりとなるが「コンディションは大丈夫。神様に頂いた力があるので体重も維持できるし、コンディションもキープできる」と信心深い一面をのぞかせた。ニカラグア初の世界王者アレクシス・アルゲリョの最後の弟子で「礼儀作法と謙虚さを教わった。この2つを身につければ遠くへたどりつけると言われた」とコメント。試合に備えて米国で2カ月間も合宿中だったため、1週間前に生まれた子供とはまだ会ってないそうだが、「今朝、ベルトを奪った夢を見た。判定で、余裕で勝った夢だった」と明かした。

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2017年12月28日のニュース