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京口紘人 初防衛戦へ「残り4日間で100パーセントを出せるように調整できれば」

[ 2017年12月27日 16:26 ]

ミットに左アッパーを叩き込む京口
Photo By スポニチ

 ボクシングのIBF世界ミニマム級王者・京口紘人(24=ワタナベ)が27日、東京都品川区のワタナベジムで、同級1位カルロス・ブイトラゴ(26=ニカラグア)との初防衛戦(31日、東京・大田区総合体育館)へ向けた練習を公開した。スパーリングは行わなかったが、シャドーボクシング、ミット打ち、サンドバッグ打ちをこなし、最後はエアロバイクを30分漕ぐなど、約1時間半、たっぷり汗を流した。

 11月まではジムの先輩のWBA世界ライトフライ級王者・田口良一らと、今月からは招へいしたフィリピン人パートナーとスパーリングを消化してきた京口は「コンディションはいい。8割ぐらいは仕上がっている。残り4日間で100パーセントを出せるように調整できれば」と話した。指名挑戦者のブイトラゴについては「好青年じゃないですか。インタビューのコメントを見ても、性格が出ている。いいファイターだと思います」と印象を述べたが、井上孝志トレーナーは「特徴はスピード、足。突進してくる相手には弱いと思う。ロープ際まで追い込んで打つ練習をしてきた」と明かした。

 デビュー2年目ながら世界王者として大みそかに防衛戦を行う。「年末は5つの世界戦があるけど、その中でも目立つように爪跡を残したい。もちろん倒します」とKO防衛を宣言した。試合発表時に“予告”した必殺パンチの練習に関しては「いい感じに持っていけてる。本番で出せるかは相手の出方による」とコメント。カウンターかボディー絡みのパンチと予想されるが、井上トレーナーは「ステルス・ローブローです」と“反則技”を口にしてけむに巻いた。

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2017年12月27日のニュース