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田口と対戦のメリンドが来日 地元セブ島のユニクロで購入手袋で万全防寒対策

[ 2017年12月26日 15:46 ]

田口と対戦するメリンドはIBFのベルトを肩に到着
Photo By スポニチ

 ボクシングのWBA&IBF世界ライトフライ級王座統一戦(31日、東京・大田区総合体育館)でWBA王者・田口良一(31=ワタナベ)と対戦するIBF王者ミラン・メリンド(29=フィリピン)が26日、成田空港着の航空機で来日した。

 5月に前IBF王者・八重樫東(大橋)に1回TKO勝ちして王座奪取に成功して以来、7カ月ぶりの来日。帽子にマスク、マフラー、地元セブ島のユニクロで購入したという分厚い手袋と完璧な防寒対策を施した姿で登場。「先週は台風が来たから寒かったが、日本とは全然違う。冬用の服を買ってきた」と話し、寒い場所での試合経験として「マカオ。メキシコで試合した時に泊まったロサンゼルスも寒かった」と明かした。

 統一戦へ向けて約60ラウンドのスパーリングを消化してきており、コンディションは「とてもいい。ウエートも問題ない。あと4日あるから」という。統一戦については「田口も強いし、いい王者だから勝てば素晴らしいことだ。田口はボディーがうまいし、来ると思って準備している」と言いながらも、「ワンパターンなので、それを崩せば問題ない。自分はカウンターパンチャーだから、いい試合になる。田口は背が高いし、プレスをかけてくると思うが、自分の方が速い」と意気込んだ。

 八重樫を速攻で倒したKO劇を再現する自信を聞かれると「1回はないけど、いい試合でKOしたい。フィリピンだけでなく日本のファンのためにもいい試合をしたい」とコメント。「八重樫の方が田口よりいい選手。八重樫を倒したから田口も倒せる。この後も統一戦をやっていきたい。また日本に来てWBCのベルト(王者は拳四朗)も獲りたい」と自信を口にし、「田口、準備はできてるか?ちゃんとしたボクシングを教えてやる」と締めくくった。

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2017年12月26日のニュース