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下町“無敵”飯見撃ち!全日本新人王MVPに輝く

[ 2017年12月24日 05:30 ]

第64回全日本新人王決勝スーパーバンタム級5回戦   ○下町俊貴 TKO4回51秒 飯見嵐● ( 2017年12月23日    後楽園ホール )

全日本新人王MVPの下町(中央)はイメージガールに祝福され笑顔
Photo By スポニチ

 プロボクシングの全日本新人王決勝戦が12階級で争われ、スーパーバンタム級の下町俊貴(21=グリーンツダ)が最優秀選手に輝いた。東日本新人王決勝MVPの飯見嵐(21=ワタナベ)に4回TKO勝ちしたことが評価された。技能賞は注目の強打者対決を制したスーパーフェザー級の森武蔵(18=薬師寺)、敢闘賞は閉鎖したヨネクラジムから三迫ジムへ移籍したライト級の有岡康輔(24)が選ばれた。

 1メートル79の長身サウスポー下町が4戦全KOの飯見を倒してMVPとなった。突進をさばいてカウンターを当て、連打でレフェリーストップ。「ヤバかったので、あそこで止まってよかった」と苦笑した。小5時にK―1を見てジムに通ったものの「遊びたかった」と1年でやめ、中・高は“帰宅部”。高卒時に「働きたくなかった」とプロボクサーを志したが体重57キロとガリガリでスパーリングですぐに肋骨を骨折していた。「もっと体力をつけます」と課題を口にした。

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2017年12月24日のニュース