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上原誠 日本勢唯一の準決勝進出 1回2分40秒でKO勝ち

[ 2017年11月23日 16:37 ]

K―1 WORLD GP 2017 JAPAN~初代ヘビー級王座決定トーナメント~ ( 2017年11月23日    23日 さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ )

 1ラウンド2度のダウンでKOとなるトーナメントの1回戦が行われ、日本人は4選手のうち上原誠(士魂村上塾)だけが1回2分40秒KO勝ちして準決勝へ勝ち上がった。上原は1回、パコム・アッシ(フランス)から左ボディーを見せてからの左フックでダウンを奪うと、コーナーに追い詰めて連打。レフェリーが割って入るのとアッシがズルズル崩れるのとが同時だった。

 残り3試合は全て外国勢が強さを見せつけた。1993年第1回K―1GP優勝のブランコ・シカティックに指導を受けるアントニオ・ブラチバット(クロアチア)は、右ローキック、左ボディーのダブルでK―Jee(FUKUOKA小比類巻道場)を2度倒して1回1分40秒KO勝ち。

 ピーター・アーツらを教えたアンドレ氏を父に持つロエル・マナート(オランダ)はボディーへのミドルキック、左フックで岩下雅大(BULLS)を2度ダウンさせて1回2分47秒KO勝ち。

 前日計量と会見で大暴れしたイブラヒム・エル・ボウニ(モロッコ)は左フック一発でKOICHI(バンゲリングベイ・スピリット)をわずか1回20秒でKOした。

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2017年11月23日のニュース