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井上尚弥「いい調子で追い込めている 12月30日の試合が待ち遠しい」

[ 2017年11月16日 17:23 ]

会見を終えポーズをとる(左から)井上拓真、井上尚弥、拳四朗、清水聡
Photo By スポニチ

 ボクシングの大橋ジムは16日、東京・九段のホテルグランドパレスで会見を開き、12月30日に横浜文化体育館でダブル世界戦を開催すると発表した。WBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(24=大橋)が同級7位ヨアン・ボワイヨ(29=フランス)と7度目の防衛戦、WBC世界ライトフライ級王者・拳四朗(25=BMB)が同級8位ヒルベルト・ペドロサ(25=パナマ)を相手に2度目の防衛戦を行う。

 井上尚はスタミナと体幹の強化を目的に恒例の熱海合宿を15日まで実施。「いい調子で追い込めている。12月30日の試合が待ち遠しい」と話した。元フランス・バンタム級王者で、無効試合を挟んで31連勝中というボワイエの映像はまだ見ていないそうだが、「凄い戦績を残しているので、気を抜かないでしっかり調整します」と抱負を述べた。

 9月にスーパーフライ級のトップ選手を集めた興行「SUPERFLY」で米デビューを果たした井上尚は、来年2月24日に米国で予定されている「SUPERFLY2」への出場も希望。現地プロモーターへ「ぜひ出たい」という意思を伝え、返答を待っている状況だという。もし出場となれば12月30日から2カ月足らずと短い試合間隔になるが、「体も仕上がっている状態での2カ月なので、全然問題ないと思う」と強調。「米国での試合へ向けてという意味でも、いい試合を見せないといけない。今年は今のところ、いい試合続きで来られている。12月30日も井上尚弥らしい試合を見せたいと思う」と意気込んだ。

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2017年11月16日のニュース