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大仁田 12・3レフェリーデビュー 大会名は「大仁田反省会」

[ 2017年11月2日 05:30 ]

引退試合から一夜明け、レフェリーデビューを発表した大仁田
Photo By スポニチ

 10月31日に後楽園ホールで7度目のプロレスラー引退をした元参院議員の大仁田厚(60)が一夜明けた1日、東京・千代田区の「闘道館」で会見を開き、自身のプロデュース興行となる12月3日の新木場1stRING(午後5時開始)でレフェリーデビューすることを発表した。

 同興行では数試合が行われるほか、引退試合の映像を見ながら大仁田が自ら解説し、振り返る。また、ファン参加型のトークライブも予定。大会名は「大仁田反省会」というとぼけたもので、タレント有吉弘行がMCを務める「有吉反省会」(日本テレビ系)からパクったと言われても致し方なさそう。ただ、引退興行には有吉が所属する太田プロダクション関係者も観戦に訪れており、大仁田は“太田プロ黙認”を強調した。

 大仁田は「人間、不思議なもので、大会が終わったら反省しなきゃいけない。反省して、これで良かったのか次の人生を歩む。人は日々反省だなって思うし、ファンと離れるのもさびしい。43年の歴史を振り返り、引退試合を振り返ってみたい」とコメント。続けて「人を裁いたことがないし、自分が1、2、3とマットを叩いたことがないから。やったことがないことを試すのは自由。故・阿部四郎さんのように高速カウントなのか、低速なのかわからないけど、悪徳レフェリーをやってみたい。史上初の有刺鉄線バットを持ったレフェリーです。反則をやったヤツは、バットで殴る。反則は許さない」と宣言した。

 プロレスラーを引退し、新たな肩書きを“無職”ならぬ“無色”透明と表現した大仁田は「大仁田の人生の中で一皮むけた。新たな大仁田がかいこから出てきた」と語った。選手生活は終えたが、まだまだプロレス界を引っかき回すことになりそうだ。なお、引退試合で藤田和之の強烈なエルボーを顔面に食らい、上下の歯がグラグラになったことも明かした。

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2017年11月2日のニュース