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初代タイガーマスクの佐山サトル 12・7から引退カウントダウン 時期は「満足したら」

[ 2017年10月26日 16:49 ]

引退カウントダウンについて語る、初代タイガーマスクの佐山サトル(中央)。左は納谷幸男、右は新間寿氏
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 12月7日に後楽園ホールで開催されるプロレス大会「原点回帰」から、初代タイガーマスクの佐山サトル(59)の引退カウントダウンが始まる。大会実行委員会が都内で会見を開き、リアルジャパンプロレスの会長を務める新間寿氏(82)が明かした。引退時期については「1年後か2年後か3年後か。佐山が満足したら引退」と説明。会見に出席した佐山は引退カウントダウンについて「体が動くうちに何かを残したい。ここが違うというものを示していきたい」と話した。

 佐山が目指すプロレスは、力道山からアントニオ猪木へと受け継がれてきた「ストロングスタイル」。05年にリアルジャパンを設立したのも、“真のストロングスタイル”を追求するためだった。だが、最近のリアルジャパンでは違うプロレススタイルの選手もリングに上がっているのが現状。「原点回帰」では、リアルジャパン所属のスーパー・タイガー(年齢非公表)、元横綱・大鵬の孫で元関脇・貴闘力の長男の納谷幸男(23)に加え、「ストロングスタイルを体現するプロレスラー」のみが出場する。佐山は「選手の排除ではない」とした上で「プロレスの本来の姿を見せる」と意欲を示した。

 同大会でデビュー2戦目を迎える納谷の相手は今後、発表される。雷神矢口とのデビュー戦(9月15日、後楽園ホール)を白星で飾った納谷は「前回よりもいい試合ができるように練習している。そこを見ていただきたい」と抱負を語った。

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2017年10月26日のニュース