比嘉 KO初防衛へ「しっかり倒す」“具志堅サイン”でGO!
WBC世界フライ級タイトルマッチ 王者・比嘉大吾≪12回戦≫同級5位トマ・マソン ( 2017年10月22日 両国国技館 )
“具志堅サイン”がKOの合図だ。WBCの世界戦2試合の調印式が19日、都内で開かれ、デビューからの14連続KOが懸かるフライ級王者の比嘉大吾(22=白井具志堅)は「これだけ練習してきて判定じゃ納得いかない。しっかり倒す」とKOでの初防衛を誓った。
トリプル世界戦でどうインパクトを残すか。鍵を握るのは具志堅用高会長(62)だ。「本人も言ったようにKOで勝つ」と愛弟子に全幅の信頼を置きつつ、「あまり早く倒しても視聴率が取れない。うまいラウンドでゴーサインを出す」と具志堅サイン発動を約束。「相手も強そうな顔になってきた。7、8回ぐらいで」と中盤でのKOを予想した。
5月のベルト奪取時は6回TKOだった。これまで7回、10回でのKOも1度ずつあるが、それ以外は全て4回までに倒してきた。午後7時開始の試合が最高潮を迎える瞬間はいつ頃か。比嘉も「僕は視聴率は気にしないけど前回の試合は一番いいタイミングだった」と自覚しており、今回も最高のKOシーンでアピールする。
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