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【浜田剛史氏 かく戦え】スピード重視で来るエンダム、村田は確実に仕留めたい

[ 2017年10月18日 09:17 ]

WBA世界ミドル級タイトルマッチ   王者アッサン・エンダム≪12回戦≫同級1位・村田諒太 ( 2017年10月22日    両国国技館 )

ミット打ちで右ストレートを打ち込む村田
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 17日の練習を見る限り、エンダムはスピード重視で来ると考えられる。動きのリズムからも分かったが、ミットを持ったトレーナーに対して常にサイドに回り、正面には立たなかった。「12回を戦う」というコメントからも、足を使って軽く当て、ポイントアウトを狙うエンダム本来の戦い方が予想できる。

 エンダム陣営は本音では初戦は勝ったと思っていないだろう。判定のことも考え、前回と同じ戦い方はしないはずだ。打つ時はもっと踏み込んで打つ、足を使うなら徹底的に使うと、強弱をつけた幅の広いボクシングをしてくるのではないか。打ってくる場面が増えれば村田には倒すチャンスは広がるが、そのぶん危険度も増すだけに確実に仕留めたい。(元WBC世界スーパーライト級王者)

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