ＲＥＮＡ　計量パスも相手は…「彼女も真のファイターだから信じている」

公開計量に臨んだＲＥＮＡ（左）と体重をのぞき込む高田統括本部長
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　格闘技イベント「ＲＩＺＩＮ　ＦＩＧＨＴＩＮＧ　ＷＯＲＬＤ　ＧＰ　２０１７　バンタム級トーナメント＆女子スーパーアトム級トーナメント　１ｓｔ　ＲＯＵＮＤ―秋の陣―」（１５日、マリンメッセ福岡）の公開計量が福岡市内のホテルで行われ、メーンを務めるＲＥＮＡ（２６＝シーザージム）は女子スーパーアトム級のリミットを１００グラム下回る４８・９キロでパスした。

　その一方で、対戦相手のアンディ・ウィン（３５＝米国）は２５０グラムオーバーで再計量を強いられた。フジテレビ系列の地上波で生中継となる一戦とあって会場はどよめいたが、ＲＥＮＡに動揺はなかった。壇上では「私は体重を落としたので、あなたも落としてね」と英語で話しかけ、「彼女も真のファイターだから信じている」と悠然としていた。

　バンタム級トーナメント１回戦に出場する山本アーセン（２１＝ＫＲＡＺＹ　ＢＥＥ）は対戦相手のマネル・ケイプ（２３＝アンゴラ）と小競り合いとなり、関係者に引き離されると腰をくねらせるダンスで挑発した。

　試合は全１６試合。メーン同様に地上波生中継となるセミファイナルには、“キックボクシング史上最高の天才”と称される那須川天心が登場。アマチュアボクシングで活躍した藤田大和と対戦する。女子１回戦で、山本美憂はアイリーン・リベラと、浅倉カンナはシルビア・ユスケビッチと激突。男子１回戦に出場する石渡伸太郎はアクメド・ムサカエフを迎え撃つ。