×

村田 エンダム戦はギリギリ減量、あえて“太め残し”で調整

[ 2017年10月3日 05:30 ]

WBA世界ミドル級タイトルマッチ   王者アッサン・エンダム≪12回戦≫同級1位・村田諒太 ( 2017年10月22日    両国国技館 )

スパーリングで右ストレートを放つ村田(右)
Photo By スポニチ

 WBA世界ミドル級王者エンダムと5カ月ぶりの再戦に臨む村田が、あえての“太め残り”調整法を導入した。早めに減量を開始すると試合当日に体重をあまり戻せず、パワーが落ちることを懸念。試合直前まで本格減量は行わずに、5月の対エンダム初戦より1キロ増の77キロでリングに上がる計画を明かした。

 不可解な判定負けを喫した5月の王座決定戦の前日計量は両者とも72・3キロだったが、村田によると試合当日の体重が76キロだったのに対し、エンダムは7キロ以上増の79・5キロ。再戦にあたっては「僕は79・5キロでは動けない。77キロぐらいがいいかな」とリバウンドの予定を口にし、「1キロ違うとパワーが全然違うので」と説明した。

 この日は10ラウンドのスパーリングを予定していたが、疲れのピークとあって7ラウンドで打ち切った。体重は練習前でリミットより6キロオーバーだが、「あえて太めで。早く体重を落とすと、体も小さくなってしまう。ギリギリでもいいのかな」と話した。

続きを表示

2017年10月3日のニュース