山中破ったネリ 予備検体も陽性、WBCが今週末にも公式裁定

[ 2017年9月28日 05:30 ]

ルイス・ネリ
Photo By スポニチ

 ボクシングの米専門誌リングマガジン(電子版)は26日、ドーピング検査で禁止薬物ジルパテロールが検出されたWBC世界バンタム級王者ルイス・ネリ(22=メキシコ)について、Bサンプル(予備検体)も陽性反応を示したと報じた。関係者から情報を得たとしており、WBC(世界ボクシング評議会)のスライマン会長も同誌に対し、今週後半にも公式裁定を発表すると明かしたという。

 リング誌は独自に各階級のランキングを選定しているが、禁止薬物に対する規定に基づき、ネリが8月15日に前王者・山中慎介(34=帝拳)に4回TKO勝ちして獲得した同誌認定世界バンタム級王座を剥奪したと発表。ネリを同級トップ10ランキングから追放し、同王座には山中が返り咲いたとした。

 WBCは8月23日、ネリが試合前の7月下旬にメキシコで受けた抜き打ち検査で、筋肉増強作用があるジルパテロールに陽性反応を示したと発表。薬物違反と結論づけた場合の処分は出場停止、山中戦の無効試合、王座剥奪などが考えられる。山中は同30日に滋賀県庁を表敬訪問した際、進退について「WBCの結論を待ち、判断したい」と話していた。

 ▼日本ボクシングコミッション安河内剛事務局長 WBCの決定は未定で、報告も届いていない。今後の手順などが整備されてから結論が出るのではないか。

続きを表示

「ボクシング」特集記事

「井上 尚弥」特集記事

2017年9月28日のニュース