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王者・田中恒成「圧倒的な内容で勝つ」 フェラーリもらえないけど…

[ 2017年9月12日 13:26 ]

<IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ前日計量>計量をパスしポーズをとる田中恒成(右)とパランポン
Photo By スポニチ

 ボクシングのダブル世界戦(13日、エディオンアリーナ大阪)の前日計量が12日、大阪市内のホテルで行われ、WBO世界ライトフライ級タイトルマッチは王者・田中恒成(畑中)がリミットいっぱいの48・9キロ、挑戦者の同級13位パランポン・CPフレッシュマート(タイ)は200グラム軽い48・7キロでパスした。

 会見に先立つ調印式で田中は「調子もいいし、明日は凄いボクシングをしたい。圧倒的な内容で勝ちます」と淡々と抱負。「見せたいのは一番はスピード。スピード、テクニック、パワー、練習してきたボクシングをまとめて出したい」と語った。IBFスーパーバンタム級タイトルマッチの挑戦者、岩佐亮佑(セレス)は勝てば後援者からフェラーリのプレゼントを約束されているが、「俺は勝ってもフェラーリはもらえないけど、明日は思い切ってやりたい」と話して報道陣を笑わせた。

 一方のパランポンは「緊張感もなく、リラックスして臨める。3カ月練習をしてきて、日本に来ても特に変化はない。落ち着いている」と、こちらも淡々とした表情。「試合が凄く楽しみ。ベルトはタイへ持って帰る」と意気込んだ。

 なお、オフィシャルはレフェリーがロベルト・ラミレス(プエルトリコ)、ジャッジはジェラルド・ホワイト(米国)、ホセ・ロベルト・トーレス(プエルトリコ)、ウィリアム・ラーチ(米国)の3氏が務める。使用グローブは日本製8オンスで、色は田中が赤、パランポンが青。

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2017年9月12日のニュース