頸髄損傷の高山善廣 格闘技界が支援の輪…高田延彦氏「元気になってまた杯を交わすぞ」
5月4日のDDT豊中大会の試合中に頸髄を損傷し、療養中のプロレスラー高山善廣(50)について、プロレス団体「DDT」が4日、公式サイトで高山を応援する「TAKAYAMANIA」設立を発表。「各プロレス団体様のご協力のもと、試合会場にて募金箱の設置、応援グッズの販売、チャリティー興行などをおこなっていきたいと考えております」とし、高山への支援を呼び掛けた。
発表によると、高山は現在「首から下が動かない状況の中で厳しいリハビリを受けて」いる状況。高山は同団体を通じてコメントを発表して、「私のために仲間たちが集まって、私のために色々とやってくれると聞き、感謝の気持ちしかありません。みなさん、どうもありがとうございます。私もどんどんアイデアを出していこうと思っております。リハビリ頑張りますので今後ともよろしくお願いします」と感謝の思いを明かしている。
この発表を受けて、各プロレス団体やレスラー仲間がSNSで高山応援のメッセージを掲載。高山がかつて所属した全日本プロレスは、公式サイトに「募金協力のお願い」とのリリースを掲載し、5日の新木場大会から募金箱を設置することを発表した。プロレスリング・ノアも6日の鹿児島大会から募金を募る。また、鈴木みのる(49)が「今こそ全国のプロレスファンのチカラを貸してくれ!」と支援を呼び掛けたのを始め、小橋建太氏(50)は「みんなで高山選手を応援しよう!! ガンバレ タカヤマ! ファイト タカヤマ! マケルナ タカヤマ!」と熱いメッセージ。高田延彦氏(55)は「高山善廣の大怪我、自身や家族の苦しい思いは事が大き過ぎて想像すら及ばない、我々にも受け止め難い現実だ。辛いよ、言葉が見つからない。今はとにかく一歩づつ回復する事を祈るしかない」とし、10月15日にマリンメッセ福岡で行われる「RIZIN 2017 IN FUKUOKA」で募金を募ることを発表。「高山!なにやってんだよ、必ず元気になってまた杯を交わすぞ、安生、田村、桜庭、ヤマケンらみんなでな、あの時みたいに、約束な」とエールを送っている。
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