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村田諒太が世紀の一戦予想「UFC選手に負けたら…何やってんですか、メイさんとなる」

[ 2017年8月18日 13:57 ]

メイウェザーのL字ガードのモノマネ?をする村田諒太
Photo By スポニチ

 無敗の元ボクシング5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(40=米国)と総合格闘技UFCの2階級制覇王者コナー・マクレガー(29=アイルランド)が激突する世紀の一戦を、ロンドン五輪ミドル級金メダリストでWBA同級1位の村田諒太(31=帝拳)が18日、ボクシング界を代表して予想した。

 両者は26日(日本時間同27日)に米ラスベガスで、メイウェザーが49戦無敗の成績を残したボクシングルールで対決。村田は「メイウェザーにはもの凄いアドバンテージ。マクレガーには、ラグビーの選手にバルセロナとサッカーで試合しろと言っているようなもの」と強調した上で、「メイウェザーの中盤KO、もしくはTKO勝ち。そうしなきゃダメでしょ。マクレガーが変にボクシングの技術を覚えて、メイウェザーが下手なボクサーを相手にするような、つまらない試合は辞めてほしい」とボクシング界のプライドを守ることを期待した。

 展開は序盤こそマクレガーがラフなパンチを振り回し、メイウェザーが様子を見るが、ボクシングとは異なる角度のパンチを見切った時点でメイウェザーがカウンターを狙いにいくと予想。「マクレガーはUFCらしいワイルドなパンチでいくしかない。あれで12ラウンドもつとは思わないので、序盤で仕掛けないと。1〜3ラウンドは見どころかなと思う」と話した。引退から復帰したメイウェザーにブランクがある可能性もあり「マクレガーにチャンスがあるとしたら序盤。もしメイウェザーのディフェンスのカンが鈍っていて、ボクシングにない種類のパンチが飛んできたら、可能性はゼロではない」と指摘したが、「メイウェザーにはここで負けてくれるなと思う。パッキャオやデラホーヤ、いろんな選手に勝って、UFCの選手に負けたら、何やってんですか、メイさんとなる」と苦笑した。

 ただし、今回の試合からも学べることはあるという。「40歳で2年のブランクがあって、それでも動けるのは、正しい生活を送って、トレーニングを欠かせなかったから。指標になってくれる」と説明。両者ともにファイトマネー最低1億ドルが保証されていることについては「ペイ・パー・ビュー(PPV)次第では5億ぐらい行くと言われている。(両者でファイトマネー3億ドル以上とされた)メイウェザー―パッキャオ戦を超えるかにも注目したい」と分析したが、1億ドルの使い道を聞かれると思い当たらなかったようで、「とりあえず税金を払えるぐらいには残しておきたい」と話すにとどまった。

 なお、メイウェザー―マクレガー戦は日本時間27日午前10時から、スポーツライブストリーミングサービス「DAZN(ダ・ゾーン)」が独占生中継。DAZNでは23日までに登録すると抽選で300人にChromecastが当たるプレゼントキャンペーンを実施している。登録は以下のアドレスから。

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2017年8月18日のニュース