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山中 時折目潤ませ会見、ベルトなしに「凄く違和感。つらい」

[ 2017年8月17日 05:30 ]

山中 王座陥落から一夜

山中慎介
Photo By スポニチ

 会見に臨んだ山中は赤くなった左目上以外はきれいな顔だった。時折目を潤ませ、質問をじっくり考え、少しずつ言葉をつないだ。

 会見の際は目の前に飾られるのが常だった緑のベルトが、この朝はなかった。「ベルトがないのは凄く違和感がある。負けてタイトルを奪われて悔しいのは初めてで、昨夜からずっとつらかった。妻(沙也乃夫人)と朝まで話していて“元王者になるんだな”と言っていた」。今後について夫人からは「後悔のないようにして」と言われたという。入場時は長男・豪祐くんがつくったメダルを首にかけていたが「もらった時はアルファベットが書けるまで成長したなと感じたが、試合後は敗者のメダルに変わっていた」と寂しそうに笑った。

 コンディションは最高で「動きに関しては何も言い訳はない」という。ただし、防御に関しては「ちょっと慌てた面があって、ガードもちょっと甘かった。足が止まっていたのが敗因かな」と分析した。

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