山中の挑戦者・ネリはハチ公好きだった 渋谷の銅像へ「行って良かった」
ボクシングのWBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦(15日、島津アリーナ京都)で王者・山中慎介(34=帝拳)に挑む指名挑戦者ルイス・ネリ(22=メキシコ)が「ハチ公好き」であることが判明した。7日の来日後は都内でジムワークを消化する一方で、渋谷のハチ公と東京ドームシティへ遊びに出かけたことを明かした。忠犬ハチ公は1987年に日本で「ハチ公物語」として映画化され、米国でもリメーク作品「Hachi:A Dog’s Tale」が2009年に公開されており、ネリは「ハチ公の映画が好きだったので、どうしても行きたかった」と説明。実際に銅像を見て「映画を思い出した。行って良かった」と感想を口にした。
12日には東京・九段のホテルグランドパレスで予備検診が行われ、山中と初対面。身長は5センチ、リーチは7センチ短かったが、「背はもっと高いと思っていたが、そうでもなかった。5センチ差なら戦いやすい。今まで山中より高い選手と戦ってきた」という。。立派なあごひげについては「2〜3年前から好きだから伸ばしている」とコメントし「1週間に1回、ひげそり店か美容室へ行って整えている。日本では店を探さないといけない。試合もこのひげで臨む」と話した。山中が「ひげが濃いので狙いやすい」と話したと聞くと、「当てさせない。ブロックするよ」と返した。
続きを表示