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山中と対戦 指名挑戦者のネリが来日「人生で一番長い移動だったが、持ってきたのは練習用具だけだ」

[ 2017年8月7日 15:46 ]

山中に挑戦する、来日したネリ
Photo By スポニチ

 ボクシングのWBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦(15日、島津アリーナ京都)で王者・山中慎介(34=帝拳)に挑む指名挑戦者のルイス・ネリ(22=メキシコ)が7日、成田空港着の航空機で来日した。

 23戦全勝17KOのサウスポーはメキシコ以外での試合は初めてとなるが、「海外で戦うことにプレッシャーは感じない。日本で試合ができるのはとてもうれしい。人生で一番長い移動だったが、持ってきたのは練習用具だけだ」と笑顔。「ちょっぴり疲れているが、パーフェクトな練習を積んできた。フィジカルは問題ないし、素晴らしい試合をしたい」と意欲を口にし、減量については「あと5ポンド(約2・2キロ)落とす必要がある。あとは体重調整だけ。全ての練習はやってきた」と説明した。

 具志堅用高(元WBA世界ライトフライ級王者)が持つ日本記録の13連続防衛に挑む山中については「左は凄く危険と警戒している。彼はその左を上下へ打ち分ける」と印象を話し、「この試合へ向けてサウスポーとスパーリングを積んできた。山中に似た選手ともやってきた。パンチをもらわないようにしたい」と明かした。試合展開を問われると「KO決着を期待したい。とてもタフで、強いインパクトを与える、パンチの応酬になる試合がしたい。決着は6ラウンド。2人ともハードパンチャーで、長い試合にはならないと思う。彼が倒れるか、自分が倒れるかだ」と予想した。

 来日は初めてで、「全然知識がないけど、どこでも行ってみたい」と目を輝かせた。愛称は「攻撃的で、スピードがあるのでトレーナーにつけてもらった」という「パンテラ(ヒョウ)」。右肩にヒョウのタトゥーがあることを指摘されると、空港内にも関わらずTシャツを脱いで上半身裸となり、左前腕部の鯉、胸のダイヤモンドのタトゥーも披露するサービスぶりだった。

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2017年8月7日のニュース