ガルシア　判定でブローナー下す「序盤から試合を支配できた」

ガルシア（右）はブローナーにパンチを出す　（ＡＰ）
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　プロボクシングのスーパーライト級１２回戦は２９日（日本時間３０日）に米国のニューヨーク州で行われ、現ＷＢＣ世界ライト級王者のミゲル・アンヘル・ガルシア（２９＝米国）が元４階級制覇王者のエイドリアン・ブローナー（２８＝米国）を３―０（１１７―１１１、１１６―１１２、１１６―１１２）の判定で下した。

　ガルシアは試合開始からブローナーを圧倒。コンピューター集計では両者ともにパンチ的中率３１％だったが、パンチの数ではガルシアの７８３発（的中２４４）に対し、ブローナーは４００発（的中１２５）と手数で大きく上回った。

　この結果、戦績はガルシアが３７戦全勝３０ＫＯ。一方、敗れたブローナーは３７戦３３勝（２４ＫＯ）３敗１無効試合。ガルシアは試合後に納得の表情で次のようにコメントした。「この一戦は自分のベストパフォーマンスのひとつ。序盤から試合をコントロールすることができたと思う。ブローナーは素晴らしい技術を持ったファイターだが、きょうは自分の方が上だった」。