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京口、判定勝ちで国内最速戴冠!辰吉に並ぶプロ8戦目で世界王者

[ 2017年7月23日 22:05 ]

9R、ホセ・アルグメドを攻めダウンを奪う京口
Photo By スポニチ

 ボクシングのIBF世界ミニマム級タイトルマッチが23日に東京・大田区総合体育館で行われ、挑戦者で同級9位・京口紘人(23=ワタナベ)が王者ホセ・アルグメド(28=メキシコ)に3―0の判定勝ち。日本プロボクシング史上最速となるデビューから1年3カ月で世界王者に輝いた。

 試合序盤はアルグメドが優勢も、京口は7回にボディーの連打で持ち直す。すると9回に左フックがアルグメドの顔面にクリーンヒット。ついに王者からダウンを奪った。

 試合終盤にアルグメドが盛り返すも、京口はカウンターで応戦。死闘の末に勝敗は判定に委ねられたが、ジャッジは3人とも京口を支持した。

 今回が世界初挑戦の京口は、昨年4月のデビューから1年3カ月での世界王座奪取。田中恒成(畑中)と井上尚弥(大橋)の1年6カ月を抜く国内最速記録となった。また、中1、2年時に指導を受けた元WBC世界バンタム級王者・辰吉丈一郎と同じプロ8戦目での戴冠を果たした。

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2017年7月23日のニュース