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田口に挑戦のバレラ「素晴らしい2人の打ち合いになるだろうが、勝つのは1人」

[ 2017年7月20日 15:41 ]

練習を公開した田口の対戦相手バレラ
Photo By スポニチ

 ボクシングのWBA世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦(23日、東京・大田区総合体育館)で王者・田口良一(31=ワタナベ)に挑戦する同級1位のロベルト・バレラ(24=コロンビア)が20日、東京都品川区のワタナベジムで練習を公開した。練習前に行った会見では「準備は整っている。日本に来るのは初めてだが、コロンビアで練習している場所と気候に違いはない」と調整に自信を示した。

 7人兄弟の末っ子で、兄のロナルド・バレラが06年に当時のWBA世界ミニマム級王者・新井田豊に挑戦して判定負けした。兄からは「ゴングと同時に出て行け。必ずKOしないと勝てない」とアドバイスを受けたと明かし、「15ラウンドのスパーリングとか、勝つために練習してきた。攻撃するのが大好きだが全てに自信がある。素晴らしい2人の打ち合いになるだろうが、勝つのは1人。ロベルト・バレラだ」と豪語した。

 田口が15年12月に9回TKO勝ちしたルイス・デラローサ(コロンビア)のスパーリングパートナーを務めたことがあり、田口は研究していたという。「現時点で弱点は分からないが、リングに立てば見えてくる」と話し、勝てばWBO王者・田中恒成(畑中)との統一戦を見据える田口に対し「統一戦の話はまだ早い。バレラと戦ってから考えろ。戦えば、バレラがコロンビアにベルトを持って帰る」と“警告”した。

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2017年7月20日のニュース