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マクレガー メイウェザーに「boy」と差別用語 ネット上では批判

[ 2017年7月13日 13:59 ]

会見でにらみ合うメイウェザー(左)とマクレガー (AP)
Photo By AP

 8月26日(日本時間27日)に予定されているコナー・マクレガー(28=アイルランド)とフロイド・メイウェザー(40=米国)のボクシングマッチ。総合格闘技UFCの現役王者マクレガーがプロボクシングの元5階級制覇王者メイウェザーと拳を交えるこの一戦は大きな注目を集めている。

 11日からは試合のプロモーションのため、各地を回る公式記者会見が開始。初日から互いに舌戦を繰り広げたが、この時に発したマクレガーの言葉がネット上で批判を浴びることになった。

 会見で壇上に上がったメイウェザーはマイクの前に立つ前、シャドーボクシングを披露したが、これを目にしたマクレガーは「俺のためにダンスしろ!(Dance for me, boy.)」と雄叫び。すぐに「Dance for me, son.」と「boy」の部分を「son」と言い直したが、ファンは「boy」を見逃さなかった。

 人種差別の長い歴史がある米国では、黒人男性に対して「boy」と呼ぶのはNG。特に、白人が黒人男性に対して使うと、相当な差別用語として見られてしまう。この動画が公開されると、ネット上では、「マクレガーはこれがどれだけ問題であるかを理解しろ」、「アイルランドではどうだか知らないが、米国では絶対に許されない」と非難の声が上がっていた。

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2017年7月13日のニュース