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井上浩樹1回KO勝ち!“オタクボクサー”ライブでエネルギー充てん!?

[ 2017年6月25日 17:25 ]

1回KO勝ちして笑顔でインタビューを受ける井上浩樹
Photo By スポニチ

 ボクシングWBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(24=大橋)のいとこで、日本スーパーライト級7位の井上浩樹(25=大橋)が25日、東京・町田市立総合体育館でプロ8戦目となる64・5キロ契約10回戦に臨み、ニル・ウィソラム(32=タイ)に1回1分1秒KO勝ちした。井上浩はプロデビューから8連勝(7KO)とした。

 ムエタイのラジャダムナン王者だったというニルを井上浩は強烈な右フック一発で仰向けにし、そのままテンカウントを聞かせた。「パンチの感触はそうでもなかったけど、そういう時の方が立ってこないので」。3月のプロ7戦目では「足を使えなかった」とあって「しっかり足を使ってプレッシャーをかけて倒せたらと思っていた」という。それ以前に決着してしまったが、「いい感じで倒せたので良かったです。(大橋秀行)会長が許してくれるのなら、いつでも日本タイトルをやりたい」と話した。

 次戦は8月30日、東京・後楽園ホールで日本スーパーライト級9位の青木クリスチャーノ(駿河)と対戦する。日本王座挑戦経験も持つ相手を「粘り強く、パンチも強くて結構打ってくるタイプ」と評し、「どちらかというと足を見せられたら」と抱負を述べた。オタクボクサーの井上浩にとって気がかりなのは、試合5日前の8月25日から「アニメロサマーライブ」(さいたまスーパーアリーナ)が開催されること。「試合前にライブへ行って動きが悪かったと思われたら…」と迷っていたが、松本好二トレーナーから「出席OK」の承諾を得ると、笑顔で「実は前にも試合前に内緒でライブへ行ったんです」と明かした。この日も入場曲は人気アニメ「ラブライブ!」の「サイキックファイア」を使用。大橋会長に「最初は一緒に入場するのが恥ずかしかったが、今は曲の良さが分かってきた」と言わしめるなど“布教”は順調のようだ。

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2017年6月25日のニュース