比嘉大吾　井岡一翔との２団体統一戦を熱望「逃げてるのかな　練習しているのかな」

「もっと有名にしたい」という具志堅用高会長（上）に、比嘉大吾は「よろしくお願いします」のポーズ
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　ボクシングＷＢＣ世界フライ級王者・比嘉大吾（２１＝白井・具志堅）が２３日、都内の所属ジムで練習を公開し、ＷＢＡ世界同級王者・井岡一翔（２８）との２団体統一戦を熱望した。

　ベルト奪取した１週間後から体を動かし始めているという比嘉はこの日、王者として初めて練習を報道陣に公開。トレーナーの持つミットやサンドバッグを叩いて汗を流した。

　具志堅用高会長によると、年内は初防衛戦を予定しており、近い将来に団体統一戦を実現させたい意向。ターゲットは日本人王者で、同会長は「井岡とやらせたい。（井岡は）どうしているのかな。（比嘉から）逃げてるのかな。練習しているのかな」と興味津々。そして、「お父さん（井岡の父でジム会長の一法氏）とうまく話し合いたい。いい対戦になると思うけど」と交渉にも意欲を見せた。

　デビューからの連続ＫＯ数を「１３」に伸ばして王座奪取した比嘉も「井岡さんとはやってみたい」と乗り気。今後はジャブとストレートをさらに磨いていくつもりで、「チャンスあるなら統一戦をやりたい」と話した。