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田口&京口7・23ダブル世界戦 河野も“パパ初戦”

[ 2017年6月14日 17:31 ]

7月23日に世界挑戦する京口紘人(右)、V6戦に臨む田口良一(中)、再起戦を行う河野公平                           
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 ボクシングのワタナベジムは14日、東京都文京区の後楽園飯店で会見を開き、7月23日に東京・大田区総合体育館でダブル世界戦を開催すると発表した。

 WBA世界ライトフライ級王者・田口良一(30=ワタナベ)が同級1位のロベルト・バレラ(24=コロンビア)を相手に6度目の防衛戦を行い、東洋太平洋ミニマム級王者・京口紘人(23=ワタナベ)がIBF世界同級王者ホセ・アルグメド(28=メキシコ)に挑戦する。

 また、元WBA世界スーパーフライ級王者・河野公平(34=ワタナベ)の再起戦(相手未定)と、日本スーパーフライ級タイトルマッチ、王者・船井竜一(31=ワタナベ)―同級1位・奥本貴之(25=グリーンツダ)も行われる。

 田口に挑戦するバレラは19戦18勝(12KO)1敗の指名挑戦者。田口が昨年12月31日に引き分け防衛を果たしたカルロス・カニサレス(ベネズエラ)に15年10月に判定負けしたのが唯一の黒星となっている。田口は「劣勢から盛り返してKO勝ちする勝負強さがある。スイッチするなどうまさもある。いい内容で勝ちたい」と抱負を語り、期待されるWBOライトフライ級王者・田中恒成(畑中)との統一戦についても「田口は強いと思ってもらえる試合をして、ぜひ統一戦をやりたい」と熱望した。

 京口が挑戦するアルグメドは15年12月31日に大阪で高山勝成に9回終了負傷判定勝ちを収め、タイトルを獲得。戦績は24戦20勝(12KO)3敗1分けで、京口戦が4度目の防衛戦となる。昨年4月のプロデビューからわずか1年3カ月での世界挑戦を「早いと思う」としながらも「ミニマム級は最軽量級だけど、自分は倒せるパワーを持っている。ファンはKOを求めていると思うので、意識して盛り上がる試合をしたい」と意気込んだ。テレビ局の要望により、先輩の田口を差し置いてメインに抜てきされる予定だ。

 10月にWBOスーパーフライ級1位のレックス・ツォー(中国)との対戦が内定している河野は、6月5日に長女・小百合ちゃんが誕生したことも報告。出産に立ち会ったことを明かし、「子供の顔を見ていたら、もう一度頑張るぞという気持ちになった」と語った。

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2017年6月14日のニュース