比嘉　宮古島パレードに３０００人「頑張ったかいがあった」

宮古島をパレードした比嘉大吾。左は具志堅用高会長
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　ボクシングのＷＢＣ世界フライ級王者・比嘉大吾（２１＝白井具志堅）が高校時代を過ごした沖縄・宮古島で祝賀パレードを行った。宮古島でパレードが行われるのはイチロー在籍時のオリックスが優勝して以来で、島中心部の通りには約３０００人が詰めかけた。具志堅用高会長とオープンカーに乗った比嘉は握手攻めを受け、「見たことがない人も多かった。３年しかいなかったけど、頑張ったかいがあった」と喜びをかみしめた。

　報告会では具志堅会長が持つ日本記録の１３連続防衛を抜けるかと質問され、「会長の記録は偉大ですから。自分は複数階級制覇や統一戦をやりたい」と希望。初防衛戦は秋ごろに予定しており、具志堅会長は「世界王者になるのは大変だが、守るのはもっと大変だぞ」とエールを送った。