具志堅用高会長 ジム初の世界王者・比嘉誕生に涙「信用していた」

[ 2017年5月20日 19:54 ]

プロボクシングWBC世界フライ級タイトルマッチ12回戦   前王者ファン・エルナンデス―同級1位・比嘉大吾 ( 2017年5月20日    有明コロシアム )

<WBCフライ級TM ファン・エルナンデス・比嘉大吾>6R、比嘉の猛攻にエルナンデスは崩れ落ちレフェリーが試合をストップ。王座奪取に具志堅会長と抱き合う
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 プロボクシングのトリプル世界戦は20日、有明コロシアムで行われ、WBC世界フライ級タイトルマッチ12回戦は同級1位の比嘉大吾(21=白井・具志堅)が、体重超過で王座剥奪となった前王者ファン・エルナンデス(30=メキシコ)に6回2分58秒にTKO勝ちし、新王者に。タレントとしても活躍する元世界王者の具志堅用高会長にとって、1994年のジム創設から24年目で初の世界王者誕生となった。

 2回に比嘉は相手のあごに左フックを決めて先制のダウンを奪うと、5回にも左フックでダウンを追加。そして6回に3度のダウンを奪い、勝負を決めた。13戦オールKOでの世界戴冠は日本初。「試合を組んでくれた会長ら関係者に感謝したい。この試合に懸ける気持ちが強かった」と声を弾ませた。

 エルナンデスが前日計量をクリアできなかったため、比嘉が勝てば新王者、敗れれば王座は空位となる一戦だった。「自分も減量がきつくて、1週間前にパニック障害を起こしそうだった」と比嘉。ボクサーとしての誇りを失わなかった男にリングの神様がほほ笑んだ。

 所属ジムから初の世界王者誕生となった具志堅会長は「ありがとう。比嘉大吾を褒めてください」とまずは歓喜の第一声。「心配してたけど、世界チャンピオンになると信用していた」と目を潤ませた。

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