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村田諒太 1―2判定負けで世界戴冠ならず ダウン奪うもエンダムに苦杯

[ 2017年5月20日 21:22 ]

プロボクシングWBA世界ミドル級王座決定12回戦   同級1位アッサン・エンダム―同級2位・村田諒太 ( 2017年5月20日    有明コロシアム )

判定は2−1でエンダム。ぼう然とする村田
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 プロボクシングのトリプル世界戦が東京・有明コロシアムで行われ、WBA世界ミドル級王座決定12回戦は12年ロンドン五輪同級金メダリストで同級2位の村田諒太(31=帝拳)が、同級1位のアッサン・エンダム(33=フランス)からダウンを奪うも、1―2の12回判定で敗れ、世界初挑戦での王座戴冠はならなかった。

 村田は4回、カウンターの右ストレートでダウンを奪ったものの、手数が少なかったのが影響したのか届かなかった。ジャッジ3人の採点は111―116、112―115、117―110だった。

 村田はプロ13戦目での初黒星。日本人の五輪金メダリストでは64年東京大会バンタム級の桜井孝雄が68年に判定で敗れて以来、49年ぶり2人目となる世界挑戦でも厚い壁に跳ね返された。

 村田の通算戦績は13戦12勝(9KO)1敗、エンダムは38戦36勝(21KO)2敗となった。

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