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ボクシング比嘉の相手再計量、3キロ戻した程度で具志堅会長もホッ

[ 2017年5月20日 16:29 ]

 減量失敗で王座剥奪となったWBC世界フライ級前王者のファン・エルナンデス(30=メキシコ)が20日、有明コロシアムで当日再計量を行った。

 挑戦者の同級1位、比嘉大吾(21=白井具志堅)の陣営からは具志堅用高会長(61)が立ち会った。「リミットから10ポンド(約4・5キロ)」と一応の条件はつけていたものの、非公式で強制力はないだけに、エルナンデスの大幅なリバウンドが危惧されていた。予定時刻の16時よりも15分遅れて会場入りしたエルナンデスだが体重の方は約3キロ戻した程度。具志堅会長も「3キロぐらいだった」と目くじらを立てることはなかった。

 エルナンデスは前日19日の計量で200グラムオーバーで、再計量を待たずに水を飲んでギブアップした。すでにベルトは剥奪されており、13連続KO勝ちの懸かる比嘉が勝てば新王者、引き分けか負ければ王座は空位となる。

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2017年5月20日のニュース