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三浦 7月世界戦“米聖地”メイン抜てき 王座奪回へ「自分らしく」

[ 2017年5月19日 05:30 ]

7月15日の世界挑戦が正式発表された三浦隆司。後方には獲得を狙うWBCのチャンピオンベルトが
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 元WBC世界スーパーフェザー級王者で現同級1位の三浦隆司(33=帝拳)が王者ミゲル・ベルチェルト(25=メキシコ)に挑戦する舞台が7月15日、米カリフォルニア州イングルウッドの「ザ・フォーラム」に決まった。米ケーブルテレビ最大手HBOが生中継するメインイベントで、前座では内山高志(37=ワタナベ)を2度破ったWBA世界スーパーフェザー級スーパー王者ジェスレル・コラレス(25=パナマ)が同級11位ロビンソン・カステジャノス(35=メキシコ)と対戦する。

 三浦は所属ジムでの練習後、「いつも以上に気合が入る。気負いすぎてもいけないので、これからやるべきことをやっていきたい」と王座奪回へ決意表明した。ロサンゼルス郊外の「ザ・フォーラム」はNBAレイカーズの元本拠地で、「番狂わせの館」の異名を取るメキシコ人ボクサーの聖地。21日からWBC世界バンタム級王者・山中慎介(34=帝拳)らと走り込みキャンプを行う三浦は「会場の空気にのまれないように、自分らしく戦いたい。勝つことも重要だけど、メインに抜てきされたので、お客さんを喜ばせる試合ができれば」と話した。

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2017年5月19日のニュース