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具志堅会長「比嘉の判定勝ちだな」 予備検診で太鼓判

[ 2017年5月17日 14:21 ]

予備検診を終えた(左から)エルナンデス、比嘉と具志堅会長
Photo By スポニチ

 ボクシングのトリプル世界戦(20日、東京・有明コロシアム)の予備検診が17日、都内のホテルで行われ、WBC世界フライ級タイトルマッチ12回戦は挑戦者の同級1位・比嘉大吾(21=白井具志堅)が身長1メートル60・5で、1メートル58・5の王者ファン・エルナンデス(30=メキシコ)を2センチ上回った。リーチは1メートル65・0で、1メートル66・0の王者が1センチ長かった。比嘉は両目とも2・0、エルナンデスは高地トレーニングの影響か、血圧が106/51と低かった。

 かねてエルナンデスの顔が「怖い」と明かしていた比嘉は初対面の印象を「写真や映像で見慣れていたので大丈夫でした。顔はイメージどおりでした」とホッとした様子。視力については「ずっといいんです」と胸を張った。それを受けた具志堅用高会長は「俺は3・0あるから。両方合わせて」と話して笑いを誘い、検診の数値を見て「比嘉の判定勝ちだな。こんなにリーチがあるとは思わなかった」と満足そうだった。前日16日は公開練習のエルナンデスがスパーリングを行わなかったため不満を口にしたが、この日もイサック・ブストス・トレーナーに「今日はジムワークはやるのか?」と尋ねるなど、王者の実力はやはり気になっているようだった。

 一方のエルナンデスは比嘉について「特に印象はない。私より背が高いかなというぐらい」と落ち着いた様子。「日本はもっと暑いと思っていたが、涼しい」と過ごしやすさを口にした。

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2017年5月17日のニュース