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拳四朗と対戦の王者ロペス 練習公開 寺地永会長「ちょっと作戦を変えて」

[ 2017年5月16日 15:44 ]

パンチングボール打ちを行うガニガン・ロペス
Photo By スポニチ

 ボクシングのWBC世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦(20日、東京・有明コロシアム)で同級4位・拳四朗(25=BMB)の挑戦を受ける同級王者ガニガン・ロペス(35=メキシコ)が16日、東京都新宿区の帝拳ジムで練習を公開した。帯同したパートナーを相手にマススパーを3ラウンド行うなどじっくり汗を流した。

 ロペスは昨年3月、京都で木村悠(帝拳)に判定勝ちして戴冠。7月に初防衛に成功後、9月に左ふくらはぎを痛め、再から遠ざかっていた。それでも「自分は頻繁に試合をする選手ではないので」と試合間隔については気にしている様子はなく、「日本にまた来られてうれしい。今回は世界王者として来たが、世界王者としてメキシコに帰りたい。年齢は関係ない」と防衛を宣言した。

 練習を視察した拳四朗の父で元東洋太平洋ライトヘビー級王者の寺地永会長は「結構重心が高いのでパンチ力はない」と言いながらも、「手数は出してくると思う。それをポイントにされるのは嫌ですね。ちょっと作戦を変えて、1ラウンドから攻撃的に行こうかなと思う。プレッシャーをかけさせることを試してみたい」と明かした。

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2017年5月16日のニュース