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京太郎 世界挑戦権獲りへ初防衛必ず WBO王者パーカーに照準

[ 2017年5月8日 05:30 ]

東洋太平洋王座の初防衛戦に臨む藤本京太郎(左)と挑戦者のパーセル
Photo By スポニチ

 ボクシングの東洋太平洋ヘビー級王者・藤本京太郎(30=角海老宝石)が8日、後楽園ホールで初防衛戦に臨む。相手は同級1位ヘルマン・パーセル(22=オーストラリア)で、WBOアジアパシフィック(日本非公認)の同級王座決定戦も兼ねる一戦。WBOの地域タイトルを獲得し、WBO世界ヘビー級王者ジョセフ・パーカー(25=ニュージーランド)への挑戦を引き寄せる。

 パーカーは6日にWBO王座の初防衛に成功したが、2週間前に挑戦者が急きょ変更。角海老宝石ジムの萩森マネジャーによると藤本にも代役の打診があったという。最終的には帯同していたスパーリングパートナーを挑戦者にしたパーカーは見せ場のない判定勝ち。次戦は通常の防衛戦が有力なだけに、同マネジャーは藤本が今回勝てば「WBO王座に挑戦する路線で行きたい」と交渉を進める考えを明かした。前東洋太平洋王者のパーカーは、過去にも藤本との対戦計画があった因縁の相手。藤本も「そこ(パーカー)をターゲットにしていきたい。世界へ前進できたらいい」と必勝を誓った。

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2017年5月8日のニュース