京太郎 前日計量 挑戦者は「打たれ強くはなさそう アゴを狙えば倒れると思う」
ボクシングの東洋太平洋ヘビー級タイトルマッチ12回戦(8日、東京・後楽園ホール)の前日計量が7日、東京都文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われ、初防衛戦の王者・藤本京太郎(30=角海老宝石)は103・6キロ、挑戦者の同級1位ヘルマン・パーセル(22=オーストラリア)は116・8キロだった。試合はJBC未公認の地域タイトル、WBOアジアパシフィックの同級王座決定戦を兼ねる。日本同級王者でもある藤本は17戦16勝(8KO)1敗、パーセルは17戦12勝(6KO)5敗。
藤本は1月に日本人として初めて東洋太平洋ヘビー級王座を獲得。現在はWBA14位、WBC15位、WBO13位と3団体で世界ランキング入りしている。「今年に入って世界が見えてきている。新たにベルトを獲っても家のモノが増えるだけだが、世界のためにベルトを獲れというなら獲るし、ランキングを上げろというなら上げる」と試合を位置づけた。自身より13キロも重いパーセルについては「身長が低い(1メートル73〜74)のはやりやすいと思うが、横幅があってデカい。油断できない。いつもどおりパンチをもらわない前提でやっていきたい」と印象を語る一方、「打たれ強くはなさそう。アゴを狙えば倒れると思うし、首もそんなに太くない。いろいろと試しながら冷静に戦いたい」と分析した。
前東洋太平洋ヘビー級王者で昨年12月にWBO世界同級王者となったジョセフ・パーカー(25=ニュージーランド)が6日、初防衛に成功。角海老宝石ジムの萩森健一マネジャーによると、パーカー陣営は当初予定していた挑戦者との対戦がキャンセルとなったため、14年と15年にも対戦計画があった藤本に代役を打診してきたという。結局、パーカーはスパーリングパートナーを挑戦者に初防衛戦を行ったが、見せ場のない判定勝ちにとどまり、ビッグマッチ路線はしばらくお預け。藤本が今回勝てばパーカーに挑戦する可能性が残され、萩本マネジャーは「WBO王座に挑戦する路線で行きたい」と希望した。藤本も「俺としてもそこをターゲットにしていきたい。最終目標は世界挑戦。今年で31歳になる。あと何年もボクシングをやっていられない」と話した。
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