井岡 判定で5度目の防衛に成功 具志堅氏に並ぶ世界戦14勝

[ 2017年4月23日 21:11 ]

1回、井岡の右がシットプラサートの顔面をとらえる
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 ボクシングのダブル世界戦は23日、エディオンアリーナ大阪で行われ、WBA世界フライ級タイトルマッチ12回戦は王者・井岡一翔(28=井岡)が同級2位のノクノイ・シットプラサート(30=タイ)を判定3―0で下し、5度目の防衛に成功した。

 3階級制覇の井岡は元WBA世界ライトフライ級王者・具志堅用高に並ぶ国内最多の世界戦14勝目をマークして通算22勝(13KO)1敗。試合前まで12年間無敗、61連勝中だったノクノイは62勝(38KO)5敗となった。

 1回の井岡は普段以上に様子見で慎重な立ち上がり。カウンターパンチャーのノクノイも手数が少なく、パンチの交換は数えるほどだった。2回も同じ展開が続き、3回には左ジャブで距離を支配しながらノクノイのカウンターをバックステップでかわす試合運びを見せたが、終了間際にローブローの反則でカイズ・レフェリー(米国)から減点1を宣告された。

 4回からは距離が縮まり、ガードで相手パンチを防ぐ場面が増えたが、左ボディーからアッパーのコンビネーション、左右ボディー連打など要所でまとめてポイントを奪った。6回は被弾しながらも右ストレートやボディーを当て、7回には再びジャブから細かくパンチを当てたものの、終盤は前に出てきたノクノイの反撃を許した。

 8回、ノクノイは明らかにスタミナを消耗した様子。細かく当てる井岡は終了間際、相手の左に合わせて右カウンターを効かせた。9回に入ると全てのパンチが当たるようになり、終盤には右が2発、顔面をとらえた。10回は左フックで相手がぐらつき、右カウンターも入ったが、畳みかけるのを自重。11回には何度もロープに追い込んで連打を浴びせ、ストップ寸前まで追い込んだ。最終12回も優位に打ち合いながら仕留められずに終了ゴングを聞いたものの、採点はジャッジ2人が117―110、1人が116―111の大差だった。

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