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亀田興毅氏、モデルボクサー高野人母美のトレーナー就任!弟以外で初指導

[ 2017年4月21日 14:30 ]

新しくトレーナーになった亀田興毅氏(左)と自宅で飼い始めたゼニガメの「亀田さん」を手に笑顔でポーズをとる高野
Photo By スポニチ

 前東洋太平洋女子スーパーバンタム級王者でモデルボクサーの高野人母美(29=協栄)が21日、東京都新宿区の協栄ジムで会見し、5月26日に東京・後楽園ホールでカイ・ジョンソン(35=竹原慎二&畑山隆則)と55キロ契約6回戦を行うと発表した。昨年10月20日の再起戦以来7カ月ぶりの試合で、2014年6月にプロ初黒星を喫したカイとは再戦となる。また、新トレーナーに亀田3兄弟の長男で元3階級制覇王者の亀田興毅氏(30)が決まり、試合当日はチーフセコンドを務めることも発表された。

 亀田興氏のトレーナー就任は「元々尊敬していた」という高野の要請によるもの。約2週間前から亀田興氏の下で“亀田家流”の独特な練習に取り組み、早朝のロードワークから見てもらっているという。「トレーニングも新しくなって、つらいけれど楽しめてやっている」と高野。自宅にいる時から亀田興氏に見守られている気分になりたいと、20日にゼニガメを購入して「亀田さん」と名付けたほど。協栄ジムの金平桂一郎会長は「高野は“甘い”というイメージ。カツを入れられるのは亀田トレーナーではないかと思った」と説明し、「再び世界戦をやるには乗り越えないといけない」とカイとの再戦での必勝を指令。高野は「ここからがスタートと思っている。残り1カ月でいろいろと教えてもらって、追い込んでいきたい」と決意を語った。

 亀田興トレーナーにとっても、三男の元WBO世界バンタム級王者・和毅(25)以外では初めて指導する選手となる。高野について「全然体ができていない」と言いながらも、「いざやってみると取り組み方が真剣でプロやなと思った。メニューも段階を積んで増やしているけど、ついてきている。ここまで真面目と思わなかった。いい意味で予想を裏切られた」と評価。「パンチ力は男も顔負けぐらいに凄くあるので、このパンチを使いこなせるような練習をやっていかないと」と話し、「世界チャンピオンまで行けたらいい」と抱負を述べた。

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2017年4月21日のニュース