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元女子競輪選手、島野 KOデビュー飾る「美人ボクサーどんどん倒したい」

[ 2017年3月15日 18:28 ]

準公式試合「1stBOX」のデビュー戦でTKO勝ちした島野麗敏
Photo By スポニチ

 ボクシングのプロテストに合格した元女子競輪選手、島野麗敏=しまの・りーみん=(34=TEAM 10COUNT)が15日、東京・後楽園ホールで行われた準公式試合「1st BOX」にデビューし、2回TKO勝ちした。「1st〜」は日本プロボクシング協会(JPBA)公認のスパーリング大会で、ヘッドギア着用など各ジムの練習生が実戦経験を積めるように安全面を考慮したもの。米国留学中にアマチュア大会に出場経験がある島野はジャブをしっかり突き、ワンツーなどで2回途中までに計4度のスタンディング・ダウンを奪った。

 ガールズケイリン1期生で、女子競輪が48年ぶりに復活した2012年7月1日の最初のレースで歴史的1勝を挙げている島野(旧姓・中山)は「相手はだいぶ体重が上だったけど、後楽園ホールでできるのは凄くうれしかった」と笑顔。リング上ではマイクを握って「1st〜」への参加を呼びかけるなど、プロアスリートらしい一面も見せた。プロデビュー戦は5月を予定しているが「実力をもっとつけて、美人ボクサーをどんどん倒したい。“美人すぎるボクサー”として名前を売りたいです」とPRも上手だった。

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2017年3月15日のニュース