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和毅 国内復帰戦で判定勝ち!3年3カ月ぶり「楽しかった」

[ 2017年3月11日 05:30 ]

プロボクシング55・8キロ契約10回戦 ( 2017年3月10日    後楽園ホール )

判定で勝利をおさめ長男・亀田興毅(左)、次男・亀田大毅(右)とポーズをとる亀田和毅(中)
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 ボクシング亀田3兄弟の三男で元WBO世界バンタム級王者の亀田和毅(25)が3年3カ月ぶりの国内復帰戦を白星で飾った。6回に右ストレートでIBF世界スーパーバンタム級6位のタワッチャイをエプロンまで転がす強烈なダウンを奪い、3―0の判定勝ち。逃げ回る相手を仕留めきれなかったものの、ジャッジ2人がフルマークをつける圧勝で戦績を35戦33勝(20KO)2敗とした。

 最後まで冷静だった。相手が逃げても武器の高速ジャブを突き続け、6回には観客席の父・史郎氏の「ジャブからや」のアドバイスを実行してダウンを奪った。「上で倒せたのは良かった。右で倒せたのはあまりなかったので」。スタミナも問題なく、初の“聖地”後楽園での試合についても「あれだけ(観客席が)詰まっていたのは35戦目で初めて。やっていて楽しかった」と笑顔を見せた。WBAではスーパーバンタム級4位にランクしており、次戦が世界戦の可能性もある。「もう一回、世界王者に返り咲きたい」と改めて2階級制覇を目標に掲げた。

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2017年3月11日のニュース