ゴロフキン語る「メイウェザーと戦いたい」「アルバレスに敬意はない」
プロボクシングの3団体統一ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(34)が元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー氏(40)との対戦を望んでいる。ゴロフキンは2月28日に米国のスポーツ専門局ESPNの番組に出演。その中で次のように語った。
?「メイウェザーと対戦するのに自分の体が大きすぎるということはないよ。彼はスーパーウエルター級リミットの154ポンド(69・85キロ)かミドル級リミットの160ポンド(72・57キロ)での試合を希望するだろうけれど、自分の体重はいま164ポンド(74・38キロ)ある。これは夢の対決だよね」。
サウル・アルバレス(26)との対戦が浮上しては消えているゴロフキン。なかなか交渉がまとまらないのであれば、ビッグマッチを求めて引退しているメイウェザー氏とも戦う考えだ。コメントは続く。
「メイウェザーとアルバレスには大きな違いがある。メイウェザーは全階級を通じて最強の王者であること。そして、アルバレスは何も達成していないということさ。昨年にアルバレスと話をする機会があったが、自分との対戦を望んでいた。でも、アルバレス戦の話題はもううんざり。彼への敬意はもうないよ。自分勝手だからね」。
契約ウエイトであればどの体重で戦うか、そして報酬配分の問題など対戦の交渉では互いに妥協しなければならない部分もあるだろう。「自分勝手」とはそのあたりのことを指しているのだろうか。そして、2階級制覇王者のアルバレスに対して「何も達成していない」とは相当な軽視発言だ。ビッグマッチが組まれるのであれば、スーパーミドル級やライトヘビー級への転向もあり得る話。ゴロフキンはその可能性を否定しなかった。
「160ポンドのミドル級が自分にとって大きすぎるということはない。試合30日前の体重は165ポンド(74・84キロ)だ。ミドル級やスーパーウエルター級が自分にはちょうどいいけれど、それよりも上のスーパーミドル級やライトヘビー級でもビッグマッチであれば、試合を考えるよ」。
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